お詫びが必要な声、お詫びさせる声。


今日の午前中、会社にて。

 

お会いしたことのない取引先の方から電話で問合せがあり、一通り回答の対応したところ、さらに疑問が出たらしく、10分後に再度お電話をいただいた。

 

二度目の電話を、最初に受けてあたしに取り次いでくれたのは、同僚のミランダ。


ミランダが、何やら笑いをこらえて私に電話を繋いだのが気になったけど、とりあえず電話対応をこなす。

 

しばらくしてあたしが取引先との電話を切った瞬間に、ミランダがゲラ笑い!あたしの電話中ずっと堪えてたみたい。


え???なになに??って聞いたら、あたしに電話を取り次ぐまでに先方としたやりとりを教えてくれた。

 

 

取引先「先ほどご対応いただいた、男性のネーサンさんとおっしゃる方はいらっしゃいますか?」
ミラン「 (アハ!でた!いつものやつ!) あ、女性のネーサンですよね。かわりますのでお待ちくださ・・・」 (^▽^;
「いえいえいえ!!男性のネーサンさんです、男性と女性と お二人いらっしゃるんですかね!」
「あ、いえいえ、 ネーサンは女性一名のみです。」(^▽^;
「ああーっ!すみません!!わたし耳が悪いもので・・・申し訳ないですぅ、、」
「いえいえ大丈夫ですよ(いつものことです)、おつなぎいたしますので、おまちくださいませ!」

 

サマンサさーん、お電話でーす(うっひゃっひゃっ!)(;▽;)

 

ってやりとりだったそう。

 

あたしの場合、声で性別を間違えられることは日常茶飯事。ミランダと一緒に働いて4年。性別間違えの電話取り次ぎはよくあるから、慣れてくれてんだけども、今日は「じゃぁ二名いるんでしょうか・・・」とまで食い下がられて、めっちゃおかしくなったらしい。笑

 


そうなんだよね、あたしの声、基本男性の声だからね。。 日本人女性特有のあのかん高い声も、超無理すれば出せなくないけど。いや、無理かな。 

 


仕事上、メールだけでずっとやりとりしていた方に初めて電話をするとき、苗字を名乗ると「え?ちょっとまってください、私がメールでやりとりしていたのは女性のネーサンさんって方ですけど???」とか言われるんだよね。

 

「 あ、すみません、、 、わたしがその、サマンサ・ネーサンでございまして、、ちょっと声が低いものですみません。」とお詫びし、お相手からも性別を勘違いしたことについてお詫びの言葉を受けること多々。

 


セールス電話とかで自宅の電話に出ると
「サマンサ・ネーサンのお宅でしょうか。あ、ご主人様でしょうか、サマンサ様はご在宅でしょうか?」

 

ネットで予約した何かを変更したくて、その会社に電話をすると
「ご予約いただいたご本人様からのみ承っておりまして、お電話口の方は、、ご主人様でしょうか?」

 


そだそだ。声で言うとあとね、

 

最近仕事で、音声認識の精度を試す機会があったんだけど、あたしの声はてんで認識されないんだよね。。

 

適当に飲食チェーン店の名前を音声認識させるテストをした時なんて「牛角」って発音したら「Gカップ」って認識されたんだかんね!!!


会社の試験ログに「被験者名:サマンサ ○月○日XX:XX Gカップ」って残っちゃって、ログを確認した社内の人に「サマンサさん、ちょっとぉ!ふざけるの無しですよぉ!!」とか怒られたんだから。。こちとら超真顔で「 牛角 (・o・)」って発音してたのに・・・。

 


ってことでね、あたしの声は、お詫びが必要で、お詫びさせる声ってことのようです。。